神奈川県座間市開催の「第7回目ZAMA坂道マラソン」(夷參(いさま)コース10キロ)を走ってきました。
サロマ湖ウルトラマラソン、函館マラソン、富里スイカロードレース・・メジャーな大会の裏でひっそりと開催されたマイナーな大会。
と、侮ってはいけません!
ランネットでエントリー出来ちゃうのですから。
(ランナーズチップも採用されてます!)
座間市の青年会議所が企画、参加者の大半が地元の方々と言うローカル&アットホームな大会です。
エントリー費は2500円。
出走人数は258人(男性227人、女性31人)。
制限時間は、なんと2時間。
ただの10キロでは有りません。
“ハーフマラソン並の破壊力を持つ屈指の難コース、坂のまち「座間」をたっぷり堪能する事が出来るコース設定”との触れ込みです・・。
(5キロコースを2周するコース設定です。)
3月の横浜マラソン後、すっかりオフシーズンに成っていましたが、気持ち新たに“今シーズン最後のレース”に挑みました!
どんなコースか不安だったので、1週間前に試走して不安は解消です。
ただ、一抹の不安が・・。
試走の時に参考にした地図は、青年会議所のホームページに掲載されてたもの。
ただし、“2015年のコース”しか探せませんでした。
会場の栗原小学校への最寄り駅である、相鉄線のさがみ野へは8時20分頃に着きました。
受付時間が8時30分~9時15分です。
バスは1時間に2本程度の発着。
時刻表では10分位の待ちでしたが、まだ時間は有るし、会場まで2キロ位だったので、ウォーミングアップを兼ねて歩いて向かうことにしました。
歩きながら、早々に「坂のまち座間」を体験。
会場到着時には汗だくに成ってました。
良いアップになったのかどうか・・。
受付は栗原小学校体育館です。
ここで、マーフィーさんと合流しました。
先月の“青梅~奥多摩マラニック”以来の再会です。
受付を済ませ、参加賞のTシャツ、ゼッケン、大会プログラムをいただきました。
コース図を見ると、昨年とコースが変更されてます。
(一抹の不安が現実に!?)
名物の坂道をさらに堪能出来る様に?グレードアップされてました・・。
9時20分よりグランドで開会式が行われました。
座間市のゆるキャラ「ざまりん」が登場。
和太鼓(相州 海老名 東柏太鼓)の演奏披露。
市長さん、青年会議所理事長さん等々のご挨拶・祝辞。
小学生による選手宣誓。
全体写真撮影。
スタート前のピリピリ感は、全くないマッタリした雰囲気です。
開会式が終わり、しばらく体育館で待機しました。
10時30分の集合時間になりグランドに向かい、スタートラインへ行くと、まだ数人しか集まってません。
スタートは昨年までのウェーブスタートから一斉スタートと変更されてました。
スタート整列順はフリー、つまり早い者順。
な、なんと先頭列に成りました~。
こんな事、この先あり得ないだろう“超Aブロック”スタートです。
※※以降、ランニング中の写真は有りません※※
天気は“梅雨の晴れ間”・・。
気温は上昇&湿度が高い、どう考えても「マラソン日和」とは言い難い状況です。
目標は、より速いに越したことは有りませんが、坂道&気候状況から目標タイムの設定は不能なので、“最低限60分内での完走”としました。
10時40分、和太鼓演奏を号砲にスタートです。
三角ポールが並べられた小学校の校庭を半周します。
運動会気分満載のスタート・・!
・・などと慕ってる間もなく、抜かれる抜かれる。
一気に100人位には抜かれた気がします。
スタート直後には、いきなり下り坂です。
続いて勾配14%85メートルの坂を上って、折り返して下ります。
既にペース配分なんて頭の中から抜けてました。
当初、1周目は様子を見るために抑えて走るつもりでした。
しかし、(毎度の事ですが)周りのペースに流されてしまいました~。
坂を下って、芹沢公園内に入ります。
1キロ地点で5分9秒。
(明らかに自滅へと進んで行くペースです。)
1週間前に試走した結果、坂が延々と続くわけではなく、公園内は日陰も多く平坦な道が続くと感じてました。
ところが、今年のコースは、平坦なコースは削られて、公園内においても坂の上り下りが増えてます。
1キロ過ぎた辺りで、坂を上って、折り返して下るコース設定に成ってました。
折り返した所で後方にマーフィーさんの姿が確認出来ました。
手で合図を交わします。
折り返しのコースはこれが出来るから良いですね。
坂を下るとすぐに、勾配11%160メートルの上り坂です。
息を整える間もない連続攻撃です!!
公園を抜けて一般道に出ました。
ここから暫くは坂道は無いものの、日差しを遮る物のない道が2キロほど続きました。
別の意味で過酷です。
(気温は27~30度位だったと思います。)
途中2ヶ所に給水所が有ったので、全て補給しましたが、スポドリは無く、水オンリーでした。
さらに、用意されてた水は、暑さの為、お湯になっていました・・。
同日開催の「富里」では熱中症で倒れたランナーが出たとのニュースが有りましたが、「座間」は平気だったのでしょうか?
格安の大会ですが、事故に成らない為にも、給水に関しては改善していただきたいと感じました。
再び芹沢公園の脇の道に当り、坂を下ります。
ここは木陰になってます。
それも束の間、周回最後の上り坂です。
勾配7%134メートルです。
(とてつもなく長く感じる坂です。)
上りきって栗原中学校を経由して、栗原小学校に戻りました。
周回1周目(5キロ)が終了~。
このままゴールでも良い気分・・。
2周目突入。
この後は抜かれる事は有っても、抜く事は殆どないランが続きます。
完全なるビルドダウン。
気持ちが萎えるのだけは阻止しなければ・・。
止まらず、歩かずでの完走を目指しました。
折り返しの度にマーフィーさんが近づいて来てるのが分かります。
最後の折り返しを過ぎた後は、後ろから見えないプレッシャーが・・。
そして、ゴールまで残り200メートル位か?
マーフィーさんに追い付かれた!追い抜かれた!
最後は必死に着いていくのがやっとです。
逆に引っ張ってもらえたから、ラストスパートが出来ました。
ゴ~~~ル。
タイムは56分46秒。
一応、目標クリアです。
平均ペースは5分40秒/1キロ(奇しくもフルマラソンサブ4ペース)でした。
凄くタイトなコース&気候でした。
疲労度は、今までで一番だったかもしれません。
冒頭に、“今シーズン最後のレース”と記載しましたが、“来シーズン(今秋)へ向けて良いトレーニング”に成ったかも?
体育館で記録証が、即時発行されました。
(順位は男性のちょうど真中でした。)
参加した皆様、お疲れ様でした。
そして、大会を企画、運営された座間市の関係者の方々、ありがとうございました。
年々、参加者が増えて来ていると言う「ZAMA坂道マラソン」ですが、規模は現状のままアットホームな大会を維持して欲しいです。
【為参考】
男性
1/ 37:25
10/ 42:27
20/ 44:58
50/ 49:16
100/ 55:32
150/1:00:47
200/1:07:30
女性
1/ 44:09
2/ 46:10
3/ 50:40
4/ 53:27
5/ 54:24
10/ 59:27
15/1:04:04
20/1:08:23
サロマ湖ウルトラマラソン、函館マラソン、富里スイカロードレース・・メジャーな大会の裏でひっそりと開催されたマイナーな大会。
と、侮ってはいけません!
ランネットでエントリー出来ちゃうのですから。
(ランナーズチップも採用されてます!)
座間市の青年会議所が企画、参加者の大半が地元の方々と言うローカル&アットホームな大会です。
エントリー費は2500円。
出走人数は258人(男性227人、女性31人)。
制限時間は、なんと2時間。
ただの10キロでは有りません。
“ハーフマラソン並の破壊力を持つ屈指の難コース、坂のまち「座間」をたっぷり堪能する事が出来るコース設定”との触れ込みです・・。
(5キロコースを2周するコース設定です。)
3月の横浜マラソン後、すっかりオフシーズンに成っていましたが、気持ち新たに“今シーズン最後のレース”に挑みました!
どんなコースか不安だったので、1週間前に試走して不安は解消です。
ただ、一抹の不安が・・。
試走の時に参考にした地図は、青年会議所のホームページに掲載されてたもの。
ただし、“2015年のコース”しか探せませんでした。
会場の栗原小学校への最寄り駅である、相鉄線のさがみ野へは8時20分頃に着きました。
受付時間が8時30分~9時15分です。
バスは1時間に2本程度の発着。
時刻表では10分位の待ちでしたが、まだ時間は有るし、会場まで2キロ位だったので、ウォーミングアップを兼ねて歩いて向かうことにしました。
歩きながら、早々に「坂のまち座間」を体験。
会場到着時には汗だくに成ってました。
良いアップになったのかどうか・・。
受付は栗原小学校体育館です。
ここで、マーフィーさんと合流しました。
先月の“青梅~奥多摩マラニック”以来の再会です。
受付を済ませ、参加賞のTシャツ、ゼッケン、大会プログラムをいただきました。
コース図を見ると、昨年とコースが変更されてます。
(一抹の不安が現実に!?)
名物の坂道をさらに堪能出来る様に?グレードアップされてました・・。
9時20分よりグランドで開会式が行われました。
座間市のゆるキャラ「ざまりん」が登場。
和太鼓(相州 海老名 東柏太鼓)の演奏披露。
市長さん、青年会議所理事長さん等々のご挨拶・祝辞。
小学生による選手宣誓。
全体写真撮影。
スタート前のピリピリ感は、全くないマッタリした雰囲気です。
開会式が終わり、しばらく体育館で待機しました。
10時30分の集合時間になりグランドに向かい、スタートラインへ行くと、まだ数人しか集まってません。
スタートは昨年までのウェーブスタートから一斉スタートと変更されてました。
スタート整列順はフリー、つまり早い者順。
な、なんと先頭列に成りました~。
こんな事、この先あり得ないだろう“超Aブロック”スタートです。
※※以降、ランニング中の写真は有りません※※
天気は“梅雨の晴れ間”・・。
気温は上昇&湿度が高い、どう考えても「マラソン日和」とは言い難い状況です。
目標は、より速いに越したことは有りませんが、坂道&気候状況から目標タイムの設定は不能なので、“最低限60分内での完走”としました。
10時40分、和太鼓演奏を号砲にスタートです。
三角ポールが並べられた小学校の校庭を半周します。
運動会気分満載のスタート・・!
・・などと慕ってる間もなく、抜かれる抜かれる。
一気に100人位には抜かれた気がします。
スタート直後には、いきなり下り坂です。
続いて勾配14%85メートルの坂を上って、折り返して下ります。
既にペース配分なんて頭の中から抜けてました。
当初、1周目は様子を見るために抑えて走るつもりでした。
しかし、(毎度の事ですが)周りのペースに流されてしまいました~。
坂を下って、芹沢公園内に入ります。
1キロ地点で5分9秒。
(明らかに自滅へと進んで行くペースです。)
1週間前に試走した結果、坂が延々と続くわけではなく、公園内は日陰も多く平坦な道が続くと感じてました。
ところが、今年のコースは、平坦なコースは削られて、公園内においても坂の上り下りが増えてます。
1キロ過ぎた辺りで、坂を上って、折り返して下るコース設定に成ってました。
折り返した所で後方にマーフィーさんの姿が確認出来ました。
手で合図を交わします。
折り返しのコースはこれが出来るから良いですね。
坂を下るとすぐに、勾配11%160メートルの上り坂です。
息を整える間もない連続攻撃です!!
公園を抜けて一般道に出ました。
ここから暫くは坂道は無いものの、日差しを遮る物のない道が2キロほど続きました。
別の意味で過酷です。
(気温は27~30度位だったと思います。)
途中2ヶ所に給水所が有ったので、全て補給しましたが、スポドリは無く、水オンリーでした。
さらに、用意されてた水は、暑さの為、お湯になっていました・・。
同日開催の「富里」では熱中症で倒れたランナーが出たとのニュースが有りましたが、「座間」は平気だったのでしょうか?
格安の大会ですが、事故に成らない為にも、給水に関しては改善していただきたいと感じました。
再び芹沢公園の脇の道に当り、坂を下ります。
ここは木陰になってます。
それも束の間、周回最後の上り坂です。
勾配7%134メートルです。
(とてつもなく長く感じる坂です。)
上りきって栗原中学校を経由して、栗原小学校に戻りました。
周回1周目(5キロ)が終了~。
このままゴールでも良い気分・・。
2周目突入。
この後は抜かれる事は有っても、抜く事は殆どないランが続きます。
完全なるビルドダウン。
気持ちが萎えるのだけは阻止しなければ・・。
止まらず、歩かずでの完走を目指しました。
折り返しの度にマーフィーさんが近づいて来てるのが分かります。
最後の折り返しを過ぎた後は、後ろから見えないプレッシャーが・・。
そして、ゴールまで残り200メートル位か?
マーフィーさんに追い付かれた!追い抜かれた!
最後は必死に着いていくのがやっとです。
逆に引っ張ってもらえたから、ラストスパートが出来ました。
ゴ~~~ル。
タイムは56分46秒。
一応、目標クリアです。
平均ペースは5分40秒/1キロ(奇しくもフルマラソンサブ4ペース)でした。
凄くタイトなコース&気候でした。
疲労度は、今までで一番だったかもしれません。
冒頭に、“今シーズン最後のレース”と記載しましたが、“来シーズン(今秋)へ向けて良いトレーニング”に成ったかも?
体育館で記録証が、即時発行されました。
(順位は男性のちょうど真中でした。)
参加した皆様、お疲れ様でした。
そして、大会を企画、運営された座間市の関係者の方々、ありがとうございました。
年々、参加者が増えて来ていると言う「ZAMA坂道マラソン」ですが、規模は現状のままアットホームな大会を維持して欲しいです。
【為参考】
男性
1/ 37:25
10/ 42:27
20/ 44:58
50/ 49:16
100/ 55:32
150/1:00:47
200/1:07:30
女性
1/ 44:09
2/ 46:10
3/ 50:40
4/ 53:27
5/ 54:24
10/ 59:27
15/1:04:04
20/1:08:23