あっという間に、初フルマラソンから1週間経過しました。
来週からランニング再開しようと思います。
“湘南国際マラソン”の個人的記録を長々と書いてきましたが、いよいよ最終回です。
********************
湘南大橋を過ぎて、間もなく30キロ地点に到着。
この10キロは、1時間7分46秒。
ペースが一気に落ちました・・。
3週間前の東京30Kでは、5分51秒/キロペースで完走出来、多少なりとも手応えを感じてましたが、その調子を維持出来ませんでした。
30キロ地点では「SOCIAL_MARATHON」の
撮影レーンを通過です。
後から動画がFacebookに投稿されるとの事です。
どうせなら、ヘナヘナな30キロ地点でなく、元気な20キロ以前で撮影して欲しかった・・。
30キロを過ぎて、いよいよ未体験の領域に突入です。
この辺りで、行きでは「いってらっしゃ~い!」と声を掛けていただきましたが、「おかえりなさ~い!」と声を掛けられました。
帰って来たんだ。
でも、まだ10キロあるけど・・。
その先のエイド(約31.6キロ地点)では、おむすび・きゅうりをいただきました。
美味しかったです。
いよいよ大磯に戻ってきました。
西湘バイパス入口(大磯港IC)の坂を上ります。(約35.0キロ地点)
湘南国際マラソンは、ずっと海沿いを走るので、ずっと海を眺めながらの42.195キロを走るイメージですが、コースの多くは防風林に囲まれて、海を見ることは出来ません。
しかし、西湘バイパスは違います!
これぞ“湘南国際マラソン”と言えるキラキラ光る海が堪能出来きる、潮風が心地よい区間です。
ここまで35キロあまりを走って来たランナーのみへのプレゼント区間です。
しかし、ここからの1キロ、1キロが長い事、長い事・・。
マラソンは35キロに壁があると聞きますが、本当に35キロを超えたあたりからの過酷さを十分に味わいました。
ゴールまで残り5キロ余り・・。
ゴールの大磯ロングビーチ前を通り過ぎます。
ゴールを目の前にしてさらに進むのはメンタル的にもキツいとの情報は、事前に聞いていたけど、正に自分がそれを体験しています。
周りを見渡すと足を引きずって走るランナー、歩くランナー、止まってストレッチをするランナー、座り込んでるランナーの数が増えて来ています。
痛いのは、辛いのは、自分だけじゃないんだ。
この辺りまでは、痛くても、辛くても、どんなにゆっくりでも、走り続けてましたが、ついに・・立ち止まってしまいました。
ストレッチを試みましたが、屈伸出来ない・・。
何とか歩けるので、ゆっくりとゆっくりと前に進みます。
進んでも進んでも、第2折り返し地点にたどり着きません。
実際、どれくらいの時間歩いたか分かりませんが、10分~20分位は歩いた気がします。
再び走れそうなので、のろのろながら走り出しました。
その頃、反対車線を走る5時間のペースランナーさんを見かけました。
(グロスタイムでのサブ5が遠ざかって行きました・・。もともと、ネットタイムで計算してるので余り関係ないですが。)
やっとの事、第2折り返し地点の西湘二宮IC(約39.6キロ地点)に到着。
ここは、最後の関門でも有りました。
関門通過!
制限時間まで1時間余り有ります。
そして、折り返し直後に最後のエイド。
待ちに待ってました!!
前のエイドから距離にして約4.6キロぶりのエイドですが、時間にしたら40分~50分ぶりのエイドです。
「二宮特設エイド」と言うことで、置いてあった“二宮特産の落花生型カステラ”をいただきました。
当然、水を足にかけてアイシングをしました。
〈個人的な心の叫び(1)〉
もし可能なら、この間にもう1つエイドを設置して欲しかったです。
この区間の長いこと長いこと。
マラソンの後半になるほど、エイド間隔が短くなれば良いです。
折り返し地点で、残りは約2.6キロ・・。
少し走ると、40キロ地点に到着。
この10キロは、な、な、なんと、1時間24分31秒もかかってます。
そして、ゴールまで残りは2.195キロとなりました・・。
最後の、最後の、最後の気力を振り絞って走ります。
あと、2キロ・・
あと、1キロ・・
もうすぐゴール。
頑張れ、オレ!
反対車線を走る、二宮方面に向かうランナーたちが目に入りました。
30~40分位前の自分の姿を見ている様です。
頑張れ、みんな!
そしてついに、大磯西ICまで来ました。
西湘バイパスを降りて、会場に向かう最後の坂道に入る辺りで何故か涙が・・。
走った当日にアップしたブログでは、「“達成感”と言うより“悔し涙”」などと書きましたが、数日経過した今では、もしかしたら“嬉し涙”だったかも・・とも思えて来てます。
(結局、何だったんだろうかは不明です。)
坂道の途中には、江の島での応援後に《ハーフマラソンなみの距離を移動して、》駆け付けてくれた家族がいました。
やはり、こちらからの声かけで気がついてくれました。
なかなか帰って来ないので、怪我をして棄権したのではないかと心配していたそうです。
(10キロ毎に通過時刻を教えてくれる、ランナーズアップデートが20キロの記録後になかなか更新されてなかったそうで、心配さを増していたみいです。)
「ゴールに家族が待っててくれてる」と言うのも、頑張れた要因の1つで有ることは間違いありません。
坂道を登りきって、フィニッシュゲートへ。
両手を上げて、ガッツポーズでゴールしました。
初フルマラソン完走しました!
ゴールした後に、完走メダルを首にかけてもらいました。
これは宝物です。
(既に、シールが貼られてる・・)
最後の2.195キロは、18分54秒かかりました。
〈個人的な心の叫び(2)〉
もし可能なら、ゴール後にドリンクサービスが欲しかったです。
ゴール後に、もしかしたら有ったのかもしれませんが、給水所が見つかりませんでした。
途中のエイドが充実しているのだから、会場内にも気を配って欲しかったです。
本当に辛い初フルマラソンでしたが、またチャレンジしたいと思います。
そして“湘南国際マラソン”にはまた来年も参加したいです。(エントリー合戦次第ですが。)
その為にも、今回、体験した事、反省点を活かして次に繋げたいと思います。
沿道からの声援、ボランティアの方々、そしてサポートしてくれた家族に感謝いたします。ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後日ホームページにアップされていた情報です。
出走者 16,481人
(男性 13,683人 女性 2,798人)
完走者 15,053人
(男性 12,619人 女性 2,434人)
完走率 91.3%
(男性 92.2% 女性 87.0%)
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最後に、個人的な記録ですが、このブログが来年以降に湘南国際マラソンで初マラソンを迎える方の参考になれば幸いです。
来週からランニング再開しようと思います。
“湘南国際マラソン”の個人的記録を長々と書いてきましたが、いよいよ最終回です。
********************
湘南大橋を過ぎて、間もなく30キロ地点に到着。
この10キロは、1時間7分46秒。
ペースが一気に落ちました・・。
3週間前の東京30Kでは、5分51秒/キロペースで完走出来、多少なりとも手応えを感じてましたが、その調子を維持出来ませんでした。
30キロ地点では「SOCIAL_MARATHON」の
撮影レーンを通過です。
後から動画がFacebookに投稿されるとの事です。
どうせなら、ヘナヘナな30キロ地点でなく、元気な20キロ以前で撮影して欲しかった・・。
30キロを過ぎて、いよいよ未体験の領域に突入です。
この辺りで、行きでは「いってらっしゃ~い!」と声を掛けていただきましたが、「おかえりなさ~い!」と声を掛けられました。
帰って来たんだ。
でも、まだ10キロあるけど・・。
その先のエイド(約31.6キロ地点)では、おむすび・きゅうりをいただきました。
美味しかったです。
いよいよ大磯に戻ってきました。
西湘バイパス入口(大磯港IC)の坂を上ります。(約35.0キロ地点)
湘南国際マラソンは、ずっと海沿いを走るので、ずっと海を眺めながらの42.195キロを走るイメージですが、コースの多くは防風林に囲まれて、海を見ることは出来ません。
しかし、西湘バイパスは違います!
これぞ“湘南国際マラソン”と言えるキラキラ光る海が堪能出来きる、潮風が心地よい区間です。
ここまで35キロあまりを走って来たランナーのみへのプレゼント区間です。
しかし、ここからの1キロ、1キロが長い事、長い事・・。
マラソンは35キロに壁があると聞きますが、本当に35キロを超えたあたりからの過酷さを十分に味わいました。
ゴールまで残り5キロ余り・・。
ゴールの大磯ロングビーチ前を通り過ぎます。
ゴールを目の前にしてさらに進むのはメンタル的にもキツいとの情報は、事前に聞いていたけど、正に自分がそれを体験しています。
周りを見渡すと足を引きずって走るランナー、歩くランナー、止まってストレッチをするランナー、座り込んでるランナーの数が増えて来ています。
痛いのは、辛いのは、自分だけじゃないんだ。
この辺りまでは、痛くても、辛くても、どんなにゆっくりでも、走り続けてましたが、ついに・・立ち止まってしまいました。
ストレッチを試みましたが、屈伸出来ない・・。
何とか歩けるので、ゆっくりとゆっくりと前に進みます。
進んでも進んでも、第2折り返し地点にたどり着きません。
実際、どれくらいの時間歩いたか分かりませんが、10分~20分位は歩いた気がします。
再び走れそうなので、のろのろながら走り出しました。
その頃、反対車線を走る5時間のペースランナーさんを見かけました。
(グロスタイムでのサブ5が遠ざかって行きました・・。もともと、ネットタイムで計算してるので余り関係ないですが。)
やっとの事、第2折り返し地点の西湘二宮IC(約39.6キロ地点)に到着。
ここは、最後の関門でも有りました。
関門通過!
制限時間まで1時間余り有ります。
そして、折り返し直後に最後のエイド。
待ちに待ってました!!
前のエイドから距離にして約4.6キロぶりのエイドですが、時間にしたら40分~50分ぶりのエイドです。
「二宮特設エイド」と言うことで、置いてあった“二宮特産の落花生型カステラ”をいただきました。
当然、水を足にかけてアイシングをしました。
〈個人的な心の叫び(1)〉
もし可能なら、この間にもう1つエイドを設置して欲しかったです。
この区間の長いこと長いこと。
マラソンの後半になるほど、エイド間隔が短くなれば良いです。
折り返し地点で、残りは約2.6キロ・・。
少し走ると、40キロ地点に到着。
この10キロは、な、な、なんと、1時間24分31秒もかかってます。
そして、ゴールまで残りは2.195キロとなりました・・。
最後の、最後の、最後の気力を振り絞って走ります。
あと、2キロ・・
あと、1キロ・・
もうすぐゴール。
頑張れ、オレ!
反対車線を走る、二宮方面に向かうランナーたちが目に入りました。
30~40分位前の自分の姿を見ている様です。
頑張れ、みんな!
そしてついに、大磯西ICまで来ました。
西湘バイパスを降りて、会場に向かう最後の坂道に入る辺りで何故か涙が・・。
走った当日にアップしたブログでは、「“達成感”と言うより“悔し涙”」などと書きましたが、数日経過した今では、もしかしたら“嬉し涙”だったかも・・とも思えて来てます。
(結局、何だったんだろうかは不明です。)
坂道の途中には、江の島での応援後に《ハーフマラソンなみの距離を移動して、》駆け付けてくれた家族がいました。
やはり、こちらからの声かけで気がついてくれました。
なかなか帰って来ないので、怪我をして棄権したのではないかと心配していたそうです。
(10キロ毎に通過時刻を教えてくれる、ランナーズアップデートが20キロの記録後になかなか更新されてなかったそうで、心配さを増していたみいです。)
「ゴールに家族が待っててくれてる」と言うのも、頑張れた要因の1つで有ることは間違いありません。
坂道を登りきって、フィニッシュゲートへ。
両手を上げて、ガッツポーズでゴールしました。
初フルマラソン完走しました!
ゴールした後に、完走メダルを首にかけてもらいました。
これは宝物です。
(既に、シールが貼られてる・・)
最後の2.195キロは、18分54秒かかりました。
〈個人的な心の叫び(2)〉
もし可能なら、ゴール後にドリンクサービスが欲しかったです。
ゴール後に、もしかしたら有ったのかもしれませんが、給水所が見つかりませんでした。
途中のエイドが充実しているのだから、会場内にも気を配って欲しかったです。
本当に辛い初フルマラソンでしたが、またチャレンジしたいと思います。
そして“湘南国際マラソン”にはまた来年も参加したいです。(エントリー合戦次第ですが。)
その為にも、今回、体験した事、反省点を活かして次に繋げたいと思います。
沿道からの声援、ボランティアの方々、そしてサポートしてくれた家族に感謝いたします。ありがとうございました。
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後日ホームページにアップされていた情報です。
出走者 16,481人
(男性 13,683人 女性 2,798人)
完走者 15,053人
(男性 12,619人 女性 2,434人)
完走率 91.3%
(男性 92.2% 女性 87.0%)
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最後に、個人的な記録ですが、このブログが来年以降に湘南国際マラソンで初マラソンを迎える方の参考になれば幸いです。